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第28回 折尾[八幡]

第28回 折尾[八幡]

ー Orio, Yahata

JR折尾駅は鹿児島本線と筑豊本線が交差する北九州八幡の駅だ。筑豊地方で採掘された石炭が水運から鉄道輸送に切り替えられる中で複雑に増築され、日本初の立体交差駅となった。木造の東口駅舎は1916年に完成したもので、内部の待合円形ベンチや格子天井は当時のものがそのまま残っている。他にも赤煉瓦造りの連絡通路や立体交差の橋台、アメリカ製の古いレールを支柱に再利用したホームの支柱などが見られ、積み重なった歴史を感じることができる。駅前からはかつて石炭を輸送していた堀川運河が伸びており、川岸にはレトロな飲食店が並ぶ。運輸の近代化の過程が重層的に残っている貴重なエリアであるが、再開発がすすんでおり刻々と街の様子も変わってきた。鉄道も高架化する事業がはじまっており、駅舎は移築保存されるようだが、赤煉瓦造りの通路などはどうなるか未定だ。住民の生活とともに今ある姿を記録したいと思い、撮影した。

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