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第31回  御輿来海岸[宇土]

第31回  御輿来海岸[宇土]

ー Okoshiki coast, Uto

熊本駅から三角線に乗り換えてしばらく揺られると、右手には静かに波打つ有明海がみえてくる。網田駅で降りて10分ほど歩いた浜で潮が引くのを待つと、彫刻を施したような砂紋模様の干潟が現れた。潮は1~2キロほど沖合まで引いており波の音はほとんど聞こえず、代わりに干潟の表面で貝や微生物が活動するプツ、プツ、という音があたり一面に満ちている。この一帯の地名「御輿来(おこしき)海岸」という名前は、かつて景行天皇が九州巡幸の際にあまりにも美しい景色だったため御輿を止めたことに由来するそうだ。この砂干潟が最も美しく見えるのは干潮時と夕日が重なる時だが、年に十数日にしかない。なかでも大潮の広大な砂干潟が夕日に染まる絶景となるのは、年に2~3日だけだ。干満の時間を確認しうまく晴天に恵まれれば、忘れがたい光景に出会える。

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