home >

九州を動画で巡る WORLD - CRUISE in KYUSHU >

第41回 思案橋と夕の空[長崎]

第41回 思案橋と夕の空[長崎]

ー Shianbashi station, Nagasaki

江戸時代、吉原や京の島原とともに三大遊郭として知られていた長崎の丸山。丸山遊郭に入るには玉帯川を渡るが、その時に「行こうか戻ろうか」と橋の上で思案したため、思案橋と名付けられたという。大正時代には路面電車の停留所がおかれ、昭和30年代には道路拡張により玉帯川も暗渠になったため、現在は橋のおもかげはない。しかし長崎の歓楽街の中心でさまざまな人々が行き交う様子は、かつての情景を知らずとも、なんだか懐かしい雰囲気をただよわせてくれる。この場所がいちばん美しくなる時間帯は、日が傾きはじめた夕方だろう。陰影のはっきりした街のなかで、昼の生活が夜のにぎわいに移り変わっていく。あまり明るすぎないネオンのなかで路面電車が坂道を走る光景にも、独特の魅力がある。

ページトップへ戻る

Follow us!