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キッズ・セーバー in 宮崎 蓮井幹生による写真のワークショップ >

キッズ・フォト・チャレンジ ワークショップレポート

キッズ・フォト・チャレンジ

- WORK SHOP REPORT

夏休み最後の週末となった8/29(日)。NPO法人キッズ・セーバーが主催する「キッズ・フォト・チャレンジ」の特別プログラムとして行われた本ワークショップにて、蓮井幹生と宮崎の子どもたちとの1日を追いかけた。

午前10時30分。宮崎県立美術館のアートホールにて、ワークショップが始まる。「今日は上手に写真を撮るための“秘密の法則”を教えます。1つめの作戦は “不意うち” です。突然撮られた人はびっくりします。そこでお話が生まれて仲良くなると生き生きとした写真が撮れる。2つめは木陰に入って“逆光”で撮ること。最後は、元気な気持ちで撮ること。写真にはとっても不思議な力があって、撮る人の気持ちが必ずどこかに写ってるものだよ」と、蓮井がレクチャーをすると、子どもたちはみんな真剣に聞く。

曇りときどき晴れ。雲や落ち葉がどことなく夏の終わりを感じさせる。30名の子どもたちは、父兄、18名のボランティアスタッフとともに公園で撮影を開始。1枚目のテーマは “お父さん、お母さん”。蓮井の教え通りに “不意うち” で写真を撮る子もいれば、ここぞとばかりに変なポーズを指示する子も続出。公園中、元気な笑い声が響いていた。

2枚目のテーマは “アート”。「白い紙をキャンバスにして、落ち葉や木の枝を並べて撮るだけで面白い写真が撮れるんだよ」と、蓮井がヒントを与えれば、子どもたちは次から次へとアイデアを出しては自分だけの作品撮りに着手し、みんなすっかりアーティスト風情。「子どもの頭の中はアイデアの宝庫。みんな天才」と、大人たちは驚く。

午後は写真がどうして生まれたか、その原理を学ぶ。ピンホールカメラを使い、美術館のロビーから外をポラロイドで撮影する。30秒露光し、テープを貼って待つこと1分。フィルムをはがして撮れた写真を見せると一同「おぉーっ!」。フィルムカメラすら見たことのない子どもたちはもちろん、大人も「こんなにキレイに撮れるとは!」と目をキラキラさせる。

ワークショップは引き続きピンホールの実践編へ。紙の箱とトレーシングペーパーを使って、ピンホールカメラを工作する。箱の底に穴を開けて、穴の反対側をトレーシングペーパーで覆うだけの簡単なカメラだが、黒い布をかぶって覗いてみると……トレーシングペーパーに写し出されたのは、なんとも美しい逆さまの世界。

最後は作品発表。蓮井とアートディレクターの日高英輝が参加者全員の写真を講評。元気で楽しげな写真たちは、蓮井を始めとするスタッフたちの“宮崎を元気にしたい”という思いが子どもたちに伝わったことを証明していた。地元の写真館「よしみカメラ」さんの協力で高速プリントした写真と修了証が子どもたちにプレゼントされ、ワークショップは終了。

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