正観寺丸宝「松風」

- 目上の方や気の張る方へ

南北朝時代に京都と交流が深かったとされる、熊本県菊池市。日本一薄い和菓子として名を馳せる「松風」は、上方の文化が行き来する菊池の風土の中で生まれた雅な焼き菓子だ。京都発祥の、小麦粉に味噌や砂糖を加えてふっくら焼き上げ、けしの実を散らした「松風」がベースになっているのだが、こちらはなんと、厚さ1.5mm! 良質の小麦粉、甜菜糖、地卵を溶いたものを銅板の上に薄くのばして焼き上げる。松風の名は、点々と散ったけしの実の様子が松林の大地に似ていることと、装飾のない裏面のさびしさを、もの哀しい松風の音に喩えたことに由来するとか。そして、明治30年創業の「正観寺 丸宝」が、菊池に伝わる素朴なこの風土菓子を、洗練された現在の「松風」に仕上げた。1枚1枚手焼きにする職人の匠の技は今日まで受け継がれている。口に含めばパリンと割れ、芳しい香気が立ち上る。かりかりとした歯ごたえも心地よく、奥ゆかしい甘みは茶席にもふさわしい品格を持ち、目が高い方にも必ず喜ばれる。

松風

1箱(8包)
525円

正観寺丸宝

熊本県菊池市隈府1097-2
tel 0120-25-3721

熊本空港、鶴屋百貨店、JR熊本駅売店でも購入可能


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