近藤養蜂場[自然のままの蜂蜜]

- Bungotakada-city, Oita

栗原はるみさんの店「ゆとりの空間」を、「近藤養蜂場」のお嬢さん・安藤綾美さんが訪れたのが、栗原友さんと「近藤養蜂場」との出会いだ。「ぜひ、試してくださいと渡された生姜の蜂蜜漬けのおいしかったこと、すっかりファンになりました」とトモさん。もちろん蜂蜜が、蜜蜂が集めてきた花の蜜だということは知っていても、どうやってできるのか、前から疑問に思っていたという。さっそく安藤さんに連絡をとると、ちょうど北海道からたくさんの蜜を積んだ養蜂チームが帰ってきたばかりなので、ぜひ、見にきてほしいとのこと。国東半島まで車をとばした。

できたてほやほやの蜂蜜をぺろり

巣箱のから巣板を1枚ずつ取り出して蜜蝋を削り落とす。

集めた蜂蜜を遠心分離機に入れ、不純物を取り除く。

少しずつ集めた蜂蜜を一つの缶に移す。

遠心分離機にかけ、純粋な蜂蜜だけを取り出す。

「近藤養蜂場」は明治42年に、温暖な国東半島でれんげの花の採蜜から養蜂を始めた、歴史ある養蜂農家だ。創業以来、南は鹿児島から北海道まで、花を追って旅を続けている。昨日帰ったばかりだという養蜂チームは作業の真っ最中。巣箱の中にしかけられた巣枠を1枚ずつ取り出し、べったりと貼りついた蜜蝋を専用のスパテラナイフで落とし、中の蜂蜜を缶の中に集めていく。「わあ、キラキラと黄金色に輝いてとってもきれい!」と感激するトモさん。これを遠心分離機にかけて、不純物を取り除く。遠心分離機といっても、ハンドルがついていて、それを人力でぐいーんと回すだけの、いたってシンプルなもの。比重の軽い、不純物が上に浮かび、下に蜜がたまるという仕掛けだ。
そのほんとうに、とれたて、できたての蜂蜜をぺろりとなめさせてもらう。
「かぐわしくって、ほのかな酸味があって、フレッシュなのに濃密で品のいい甘み。この世のものとは思えない美味しさですね」と驚く。 「そう、蜂蜜は、人間が作り出すことは絶対にできない自然界の奇跡なんです。人間ができることといえば、いかにピュアな状態でそれを取り出すか、ということだけ」という安藤さんの言葉に、深く頷く。

蜂蜜ってなんだろう

実際に蜂蜜を取り出す様子を見せてもらっても、やっぱり蜂蜜ってなんなんだろうという疑問が残る。そこで蜂蜜のできるまでを、安藤さんに簡単にレクチャーしてもらった。
「外勤の蜜蜂が花から花へ飛び回り、吸い取ったり、団子状にして足につけて帰った花の蜜を、内勤の蜂に口移しで渡します。すると、内勤蜂はその蜜に酵素を加えて巣房(六角形の部屋)に入れ、羽であおいで水分をとばしながら熟成させていくのです。そして水分が20%になったら腹部から蝋を出してふたをします。この蜜蝋の中に保存されているものが蜂蜜です」と安藤さん。
蜂が1回に運べる蜜の量は0.06g。蜜蜂の一生、40日をかけても、茶さじ1/2杯にも満たない蜜しか集められのだと聞き、「気が遠くなるような作業! スプーン1杯だって残したりできませんね」。こうして集められた蜂蜜は工場に運ばれ、40°Cの湯煎にかけて殺菌され、瓶詰め。これで、私たちの口に入る蜂蜜となる。

いろいろな蜂蜜を食べ比べ

大好きな蜂蜜の食べ比べに、思わずにっこりのトモさん。

蜂蜜だけでじっくり炊いたいちごやブルーベリージャムも人気。

ご存知の通り、蜂蜜の風味の違いは、集める花の違いによる。アカシカ、クローバー、れんげ、ローズマリー……、穏やかなものから強い香りや苦味を有するものまで、まったく、香りも味も異なる。これも自然の驚異だ。
「近藤養蜂場」では、飛び抜けて効能の高いマヌカハニー、数年に一度しか採取できない貴重なレザーウッドや、酸味があって食べやすいニュージーランドクローバー、コクのあるハンガリーアカシア、太陽の光がぎゅっと恐縮しているスペインのひまわりなど、海外の個性派の蜂蜜を豊富に取り揃えている。というのも、年々国産の蜂蜜が減少していることに危機感をいだき、早い段階から海外の上質な蜂蜜の買い付けを積極的に行ってきたからだ。一方、国産の蜂蜜を絶やすことなく、次の世代に受け継いでいくことにも情熱を傾けていて、蜜蜂の保護、養蜂にも力を入れている。近年、確実にその成果も出始めていると聞く。
また、生姜の蜂蜜漬けや、ゆず茶、ナッツの蜂蜜漬けからコスメまでと、多彩な蜂蜜の加工品作りにも熱心に取り組んでいる。なかでも、薄切りにした生姜を漬け込んだ生姜の蜂蜜漬けは大ヒット商品。高貴な甘みの中に、生姜のピリっとした辛みと蜂蜜のコクのある甘さが最高の相性。そのままでも、また、熱いお湯に溶かして飲めば、体が芯から温まる。「これなら体にいい生姜と蜂蜜が、毎朝、簡単に摂れますね。そろそろなくなりそうなので、もう一瓶買っていきます」
「ずっと使ってくださってるんですね」と安藤さんも嬉しそう。
バリエーション豊富な蜂蜜を端からテイスティングして、ほろ苦味が大人っぽいコーヒーの蜂蜜と、ナッツ蜂蜜漬けを料理の試作用に購入。ひと味違う蜂蜜の料理が作れそうと、大張り切りだ。

渾身のレシピに乞ご期待!

ナッツ蜂蜜漬

↓

ブルーチーズのナッツ蜂蜜がけ

コーヒー蜂蜜

↓

スペアリブの
コーヒー蜂蜜焼き

From Producer
安藤綾美さん

「蜂蜜は存在そのものが自然界の奇跡と言いましたが、栄養や効能の面から見ても奇跡なんです。ビタミンB1、B2、ビタミンCなどの良質なビタミン類をはじめ、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛などのミネラル類やアミノ酸も豊富に含んでいるので、とても栄養価が高い健康食品なのです。ダイレクトに体に吸収されるため、疲労回復には効果テキメン、整腸作用も期待大です。なのに、砂糖よりもカロリーが低いので、上手に使えばダイエットの味方にもなりますよ」

Profile
近藤養蜂場3代目、現社長の娘。幼い頃から、のどが乾けば蜂蜜水を飲み、風邪を引けば父からローヤルゼリーを飲まされるなど、あたりまえのように蜂蜜を生活の一部として育つ。蜂蜜が効能も栄養も豊かなことを、よりたくさんの人に知ってもらいたいと、蜂蜜が身近に感じられる商品開発を目指す。

Tomo's Comment
「毎朝の生姜蜂蜜漬けはすっかり習慣になりました。素早く脳に糖分が行き渡り、寝起きだった頭が、すっきりと目覚めます。そして生姜の効能で体温が上がり、瞬時にお仕事モードに。今回初めて、採れたての蜂蜜をなめさせてもらいましたが、そのおいしさに、ほんとうにびっくりしました。瓶詰めのものと比べると、断然フレッシュで口の中に華やかな甘みと香りが広がります。最高の贅沢ですね。余談ですがローヤルゼリー・蜂蜜・コラーゲン配合の「ロイヤルミルクピーリング」も愛用しています。お肌もしっとりツルツルです!」

近藤養蜂場

大分県豊後高田市草地8767

tel 0977-76-2266
fax 0977-76-2134

www.832.co.jp


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  • 01 村田水産

    鯖の最高峰・関鯖
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    九州が誇る正直な醤油
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    手作りの柚子こしょう
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    自然のままの蜂蜜
  • 今月のレシピ[coming soon]
    村田水産
    ●焼き鯖ずし
    ●関鯖のりゅうきゅう風
    ●関鯖のリエット
    フンドーキン醤油
    ●がんもどきと大根の煮物
    ●牛スジの味噌煮込み
    由布院 玉の湯
    ●鶏のハンバーグ 柚子こしょうあん
    ●揚げいか団子のスープ煮 柚子こしょう添え
    近藤養蜂場
    ●ブルーチーズのナッツ蜂蜜がけ
    ●スペアリブのコーヒー蜂蜜焼き

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